帝王賞(2016年) 調教ジャッジ

帝王賞の追い切りをジャッジします。
今年はメンバーが揃っています。

評価はA+→A→B→Cの順です。

まずはアスカノロマンです。
CWで6F83秒1、ラスト1F13秒1です。
コンスタントに使ってるので、
そこまで負荷を掛けていませんね。
非常に柔軟なフットワークをしていて、
手前の替え方もスムーズでした。
好調をキープしています。
A+というジャッジです。

次はノンコノユメです。
南Wで6F84秒9、ラスト1F13秒6です。
中間も長い距離を数本消化していて、
前走時よりかなり負荷を掛けています。
いつものように時計は出ませんが、
スムーズなフットワークでしたね。
確実に良化しています。
A+というジャッジです。

次はコパノリッキーです。
CWで5F73秒1、ラスト1F12秒です。
この馬は調教パターンを変えてきました。
いつもは全体ラップを引き締めるんですが、
今回は終い重点の内容にしてきました。
反応が良かったと思います。
Aジャッジです。

次はアムールブリエです。
CWで6F81秒1、ラスト1F12秒8です。
中間からかなり負荷を掛けていて、
動きが一変してきましたね。
馬体の張りも目立っていました。
Aジャッジです。

次はナリチュウドラゴンです。
大井で5F63秒7です。
1週前にも5F61秒台を出していて、
状態は確実に上向いています。
長めの追い切りが欲しかったですが、
地方馬の中では1番良いです。
Bジャッジです。

次はジャルディーノです。
小林で5F66秒9です。
中間の追い切りが緩かったので、
急仕上げの感がありますね。
Cジャッジです。

次はサウンドトゥルーです。
美浦坂路で半マイル53秒6、ラスト1F12秒4です。
今回はコース調教を併用していて、
先週は南Wで5F67秒台を計測。
動きに硬さがなくなり、
前走時とは全く別の馬ですね。
この馬の上積みが最も大きいです。
A+というジャッジです、

次はリワードレブロンです。
園田で半マイル52秒8です。
時計がかなり平凡ですし、
負荷も足りていませんね。
Cジャッジです。

次はユーロビートです。
坂路で外厩調整を続けています。
間隔をあけずに消化しているのは良いですね。
Bジャッジです。

次はホッコータルマエです。
栗東坂路で半マイル52秒5、ラスト1F12秒2です。
5月の中旬あたりから調教を続けていて、
相当な本数を消化しています。
僚馬を一気に突き放していますし、
休み明けの不安は全くありません。
Aジャッジです。

次はナムラビクターです。
門別で3F35秒7です。
かなり入念に乗り込まれていますし、
時計も及第点だと思います。
状態は上がっているのではないでしょうか。
Bジャッジです。

最後はクリソライトです。
栗東坂路で半マイル51秒2、ラスト1F12秒2です。
中間でも51秒台をマークしていて、
かなり良化しています。
目一杯の仕上がりで挑めそうです。
A+というジャッジです。

地方競馬では最高評価のA+が4頭いました!
前走からの上積みを重視しました。
馬場状態が大きなポイントになるので、
しっかり攻略していきたいですね。


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優駿スプリント(2016年) 調教ジャッジ

優駿スプリントの追い切りをジャッジします。
評価はA+→A→B→Cの順です。

まずはリオヴァンクールです。
船橋で5F65秒8です。
前走時より大幅に時計を詰めていますし、
最後まで踏ん張れています。
Bジャッジです。

次はケイエスソードです。
川崎で5F69秒2です。
前走時と大きく違うところがあって、
ラストに向けてタイムを縮めているんです。
間違いなく上積みがありますね。
Aジャッジです。

次はエイシンヒートです。
大井で半マイル50秒8です。
先週、5F63秒台の稽古をしているので、
動きが明らかにシャープになっています。
Aジャッジです。

次はジュンサザンクロスです。
浦和で半マイル53秒2です。
半マイルのみの調教が続いていますし、
大幅な上積みは考えにくいですね。
Cジャッジです。

次はクラトイトントンです。
船橋で6F84秒4です。
長めの追い切りを続けていますし、
力強いフットワークでしたね。
Bジャッジです。

次はノーフォロワーです。
大井で5F69秒3です。
滑らかなフットワークでしたし、
状態はキープ出来ていますね。
Cジャッジです。

次はムサシトレジャーです。
大井で6F78秒7です。
テンからかなり飛ばしましたが、
最後までバテずにまっすぐ走っています。
前走より確実に良いですね。
Aジャッジです。

次はラクテです。
大井で5F61秒9です。
質の高い追い切りを続けていますし、
素軽い動きを見せてくれました。
究極の仕上げとも言えるレベルです。
A+というジャッジです。

次はクリルカレントです。
大井で半マイル54秒1です。
時計は控えめでしたが、
反応が抜群だったと思います。
Aジャッジです。

次はシングンヴィグラスです。
小林で半マイル49秒6です。
しっかり後傾ラップを刻んでいます。
少し間隔が空いていますけど、
力は出せる状態ですね。
Aジャッジです。

次はキーパンチャーです。
大井で5F63秒7です。
強めの追い切りを続けていて、
しっかり負荷を掛けていますね。
Bジャッジです。

次はビッグジャイアントです。
浦和で5F64秒6です。
ラスト3F36秒5という時計で走っていて、
馬に闘志が出てきていますね。
併せ馬の形をとったのも良いです。
Aジャッジです。

次はオウカランブです。
大井で半マイル50秒7です。
終い重点の形でしたが、
良い時の掻き込むようなフットワークでした。
前進しています。
Aジャッジです。

次はヴェルミオンです。
小林で5F64秒5です。
前半から強烈に飛ばしましたが、
ラストまで全くバテずに走っています。
時計は驚異的とも言えますね。
能力はどうか微妙ですが、
追い切りの動きは完璧です。
A+というジャッジです。

次はハーモニーブルランです。
川崎で5F69秒9です。
B2馬に大きく遅れてしまいました。
Cジャッジです。

最後はドンナディヴィーノです。
川崎で5F67秒4です。
後傾ラップを刻んだのは良いですね。
好調をキープしています。
Aジャッジです。

さすがスプリンターといった感じで、
軽快な動きの馬が多かったですね。
明日は帝王賞の調教ジャッジを書きます。


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宝塚記念(2016年) レースを終えて

8番人気のマリアライトが差し切りました!
1番人気のドゥラメンテは2着、
2番人気のキタサンブラックは3着という結果でした。





マリアライトは牡馬を力でねじ伏せました!
かなりインパクトのある結果になりましたよね。
おそらく、馬場が大きく味方したのだと思います。
上がり最速のドゥラメンテが36秒1というタイムで、
かなり力の要る馬場になっていました。
マリアライトは重馬場巧者で、
昨年のエリザベス女王杯もやや重という馬場でした。
そして最も注目しなければいけないレースがありまして、
↓やや重の中山で行われた潮来特別です。






この時の条件が今回の宝塚記念に似ています。
阪神と中山は重い芝&急坂があるコースで、
やや重になると上がりを要します。
とんでもない持久力勝負になるんです。
マリアライトには最も向いている舞台です。
コース適性を最重視して予想しているくせに、
この時の勝ち方に気付かなかった自分が情けないです。

最も強い競馬をしたのはどの馬か?!ですが、
今回はぶっちぎりですね。
キタサンブラックです!!
この馬は毎回このコーナーで書いている気がします(笑)

今回、前半の5Fが59秒1というペースで、
前の馬が総崩れの流れになりました。
キタサンブラックを除いて。
そして、内がかなり荒れていたことで、
インを通った馬が総崩れになりました。
キタサンブラックを除いて。
最も不利な状況で驚異的な粘りを見せたんです。

この馬は1番人気になったことがないんですよね。
おそらく、日本ダービーの惨敗が響いたんだと思います。
その時が超が付くほどペースが流れたので、
ハイペースだと崩れる馬だと解釈していました。
実際、その後のレースは全てスロー気味の流れで、
G1の舞台でも結果を残していました。
しかし、今回は超ハイペースでも馬券圏内を維持。
この馬は相当強いんだと思いました。
どんな展開でも、どれだけ突かれようとも、
どんな馬場でも、確実に二の脚を使ってきます。

これだけ弱点のない逃げ馬は珍しいです。

たくさんのアクセスをいただいているのに、
結果を出せなくて情けないかぎりです。
かすりもしない結果になりましたが、
今週は帝王賞がありますね。
調教ジャッジをしっかりやって、
確実に当てられるように頑張ります!



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宝塚記念(2016年) 本命馬

グランプリは好きな馬を買う。
サラブレッドが好きな自分にとって、
これはずっと貫いていることです。

前回は予想馬券の軸馬を書きましたが、
今日は応援馬券の本命を書きます。

②アンビシャスです!!

調教ジャッジで再三、書いていることなんですけど、
古馬になって一気に成長しています。
以前はテンから飛ばすとバタバタになっていましたが、
ラストに再加速できるようになりました。

宝塚記念は相当タフなコースになります。
直線が短いことでロングスパートをしてくるので、
持久力を求められるレースです。
さらに急坂を二度も越えるので、
当然、パワーも必要となってきます。
その点でアンビシャスの調教は完璧でした。
坂路で半マイル51秒2、ラスト1F12秒6。
パワー、持久力に特化した内容になっています。

距離不安を指摘されていますが、
全く問題ないと思っています。

2200m以上のレースを使ったことがありませんが、
それは馬を大事に使いたいという陣営の意向です。
強烈に引っ掛かった天皇賞でも、
最後までしぶとく粘っていましたし、
元々、スタミナには不安はないはずです。
さらに折り合いに大幅な進展が見られているので、
確実にこなしてくれると思っています。

昨年、全く歯が立たなかった馬を、
今年になって次々と倒してきました。

もしこのレースを勝つようなら、
次からは圧倒的な人気になるでしょう。
このオッズで買えるのは最後かもしれないので、
アンビシャスの能力を信じて勝負したいと思います。


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宝塚記念(2016年) 穴馬情報

昨年はデニムアンドルビーを推奨しましたが、
今年はそこまで大穴ではありません。

ただ、上位2頭がかなり売れているので、
それ以外の上位人気馬には旨みがあります。

昨年の記事で書いたことを確認しますと、
宝塚記念はスタミナが必要です!!
ただでさえ阪神は重い芝に属するのに、
梅雨のこの時期は強烈にタフな馬場になります。
さらに直線には急坂があります。
ここで多くの馬がバテてしまうんですね。

京都ではキレ負けするぐらいがちょうど良い。
逆に持続力は誰にも負けない自信がある。
そんな馬を探せばいいんです。

その馬は、
⑤シュヴァルグランです!!

この馬の阪神適性は抜群でして、
(3、1、1、1)とほぼ完璧。

京都ではどうしてもキレ負けしてしまうんですが、
持久力を求められる阪神では本領を発揮します。

ここでレースをご覧いただきましょう。
↓阪神大賞典です。





圧倒的な強さですよね!
この時は良馬場発表なんですが、
自身の上がりは34秒9と平凡です。
シュヴァルグランが決め手を発揮したというより、
周りの馬がバテたという感じでした。

この傾向が宝塚記念にそっくりなんです!
宝塚記念は鳴尾記念組が有利と言われますが、
それは大きな間違いです。
阪神大賞典の上位組の方が圧倒的な数字を出しています。
これは完全に盲点ですよね。
前走ではなく、前々走に注目する必要があるからです。

宝塚記念を連覇したゴールドシップ。
この馬は阪神大賞典を3連覇しています。

昨年、2着に穴をあけたデニムアンドルビー(10番人気)。
この馬は阪神大賞典でも2着に入っています(7番人気)。

求められる能力が完全に一致しているので、
結果が直結するんですよね。

シュヴァルグランは阪神大賞典を圧勝しています。
ここでも好パフォーマンス出来ると思っています。
キレる脚を使わなくても良いんです。
上がり34秒~35秒台前半を使えば、
十分勝ち負け出来る舞台です。
頭の妙味もある穴馬だと思っています。

今年は応援馬券と予想馬券に分けたいと思っています。
応援馬券の本命はもちろんあの馬です(笑)
そして予想馬券の軸は迷わずシュヴァルグランにします。
ワンツーで決まると最高なんですけどね。
大外ししたとき用に最終の予想もしておきます。


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土曜競馬の注目馬

最近はツイッターで発信することが多いんですが、
今回は記事にしたいと思います。
3頭紹介しますね。

まずは新馬戦からです。
函館6R
マンカストラップです!
前にダート馬で好調教馬がいると書きましたが、
この馬のことなんです。
1週前の追い切りが圧巻でして、
南Wで5F66秒7、ラスト1F12秒5。
古馬を圧倒する動きだったんですよね。

驚異的なタイムと言えます。
今週も函館Wでラスト1F12秒4という時計で、
しっかり後傾ラップを刻んでいます。
調教師も、
「スタートさえ決まれば勝ち負け」
と断言しています。
頑張ってほしいですね。


2頭目の紹介します。
東京9R
レッドゲルニカです!!
土曜は間違いなく重馬場になるので、
高速決着に対応出来なければいけません。
この馬はダートのマイルの持ち時計がダントツです。
では、レースをご覧いただきましょう。
↓未勝利戦です。





めちゃくちゃ強いですね!!
この時の勝ちタイムは1分35秒7!
今回のメンバーを見渡してみると、
1分36秒を切ったことがある馬がいません。
この時の走りが出来れば圧勝もあります。
そして調教も素晴らしい動きでしたね。
美浦坂路で半マイル53秒7、ラスト1F12秒3。
馬なりの手応えで好タイムを出しています。
ここは勝ち切ってほしいですね。


今回もダートばかりになってしまいました(笑)
3頭目は芝の馬からチョイスします。
東京10R
レッドライジェルです!!!
この馬は本ブログ注目馬で、
何回か記事に書いている馬です。
最も強い競馬をしたのがセントライト記念。
↓レースです。





大外から猛然と追い上げています!
この時は完全に内が有利な馬場で、
外を通った馬は壊滅状態でした。
そんななかで上がり最速を計測し、
勝ち馬との着差は1馬身半です。
インを突けば勝てたかもしれませんよね。
そしてこの時の勝ち馬はキタサンブラック。
明日の宝塚記念で上位人気が予想される馬です。
そんなキタサンブラックに迫ったわけですから、
1000万下のレースなんて楽にクリアしてほしいですね。
ただ、この馬は不安材料があります。
それは調教です。
本数はかなり積んでいるんですけど、
時計が信じられないくらい遅いんです(笑)
休み明けでいきなり結果を出せるかはわからないです。
そして鞍上との相性が最悪です。
いつも強烈な不利を受けたり、
極端な大外ぶん回しで届かないんですよね。
ここは応援馬券のみにします。


他にも注目レースがあるんですが、
それはツイッターで呟くかもしれません。
もちろん、ダートです(笑)

最近、予想記事から新馬情報へ切り替えています。
また、新馬で注目馬がいたら書きますね。


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宝塚記念(2016年) 調教ジャッジ

宝塚記念の追い切りをチェックしました。
飛び抜けて良い馬がいるわけでもなく、
逆に悪い馬もいませんでしたね。
今回もタイムだけでなく、
フォームや調教過程を重視します。

まずはフェイムゲームです。
南Wで5F68秒2、ラスト1F13秒2です。
軸が全くぶれるところがありませんでしたし、
馬に闘志が漲っている印象を受けましたね。
欲を言うと後傾ラップを刻んでほしかったです。
Bジャッジです。

次はアンビシャスです。
栗東坂路で半マイル51秒2、ラスト1F12秒6です。
この馬については何度も同じことを書いていますが、
今年から本当に調教の動きが変わりました。
ハイラップで飛ばすとラストはバタバタだったんですが、
今年はさらに前脚をぐいっと伸ばせるようになりました。
坂路だけで馬を作るのは好きではありませんが、
厳しいラップを刻んで負荷を掛けています。
産経大阪杯の時よりタイムを詰めていますね。
A+というジャッジです。

次はキタサンブラックです。
CWで6F81秒6、ラスト1F12秒2です。
この馬はスピード感がない走りなんですけど、
タイムは良いんですよね。
今回も徹底的に6F調教を続けていて、
11日にはラスト1F11秒2を計測。
好調をキープしています。
Aジャッジです。

次はワンアンドオンリーです。
CWで6F82秒、ラスト1F11秒7です。
この馬のCW調教は貴重ですよね。
父が調教師だった時は坂路中心だったんですが、
今はCW調教も取り入れてます。
正直、こんなに動くとは思いませんでした。
追い出してからの反応が抜群で、
僚馬をあっという間に突き放しました。
Aジャッジです。

次はシュヴァルグランです。
CWで6F82秒2、ラスト1F12秒3です。
馬なりでこの時計を出したのは立派ですね。
僚馬に煽られるような形になりましたが、
調教駆けするクラリティスカイがパートナー。
むしろ、質の高い追い切りを詰めていることを評価。
確実に力を出せる状態です。
A+というジャッジです。

次はラストインパクトです。
CWで6F83秒2、ラスト1F11秒9です。
角居厩舎の勝負調教パターンを維持しています。
ここまでラップを引き締めることは珍しく、
陣営の意気込みが伝わってきますね。
インを強襲する実戦さながらの内容。
しっかり負荷が掛かっています。
A+というジャッジです。

次はラブリーデイです。
CWで6F83秒2、ラスト1F12秒です。
1週前調教ジャッジでは1位にした馬です。
ルメールが乗ったわりには時計が出ませんでしたね。
ただ、大阪杯の時より柔軟な動きになっていますし、
反応も格段に良くなった感じです。
Aジャッジです。

次はステファノスです。
CWで6F84秒4、ラスト1F12秒です。
首の使い方が良くなってきましたし、
一度使った上積みが確実に見込めそうです。
前走時は明らかに負荷が足りなかったので、
相当な上積みがあると思います。
A+というジャッジです。

次はドゥラメンテです。
南Wで5F68秒9、ラスト1F12秒5です。
馬なり半マイル調整ではありませんでしたね。
5Fやった意味は大きいと思います。
今週はサトノクラウンが追い掛ける形をとりました。
中山記念の時よりも明らかに柔軟ですし、
滑らかなフットワークをしています。
Aジャッジです。

次はカレンミロティックです。
栗東坂路で半マイル52秒8、ラスト1F12秒2です。
1週前にCWで速い時計を出して、
当週は坂路で仕上げる理想的な調教過程。
かなりラップを厳しめにしましたが、
ラスト12秒2というタイムは優秀ですね。
最後まで集中して走れていましたし、
衰えは感じませんでしたね。
Aジャッジです。

次はトーホウジャッカルです。
栗東坂路で半マイル52秒8、ラスト1F12秒2です。
動きがかなり良くなっていますよね。
この馬は阪神大賞典の時にCジャッジにしましたが、
その時とは全く別の馬になっています。
フットワークに迫力が出てきましたし、
良い意味で力が入っていないんですよね。
A+というジャッジです。

次はサトノノブレスです。
CWで6F81秒4、ラスト1F11秒6です。
素晴らしい時計が出ましたね。
前脚が真っすぐ前に出ていて、
無駄な動きがなくなってきました。
レコード勝ちした前走時より良いですね。
A+というジャッジです。

次はタッチングスピーチです。
栗東坂路で半マイル52秒8、ラスト1F12秒3です。
何度か書いていることなんですけど、
前脚の使い方がジェンティルドンナに似ています。
今年に入ってからダイナミックさがなかったんですが、
今回は良い時のフォームに戻ってきました。
Aジャッジです。

次はヒットザターゲットです。
栗東坂路で半マイル54秒1、ラスト1F12秒5です。
いつものガニ股走法でしたね。
追い出してからの反応がいまいちでした。
スタミナ型の走りを見せているので、
タフな展開になると出番がありそうです。
Bジャッジです。

次はサトノクラウンです。
南Wで5F68秒5、ラスト1F12秒5です。
ドゥラメンテとの併せ馬でした。
先週は手応えで見劣っていたので、
今回は追い掛ける形をとりました。
かなり行きたそうにしていましたし、
力んでいた感じがしますね。
Bジャッジです。

次はマリアライトです。
南Wで6F87秒、ラスト1F12秒9です。
あまり無理をしない内容でしたね。
豪快なフットワークは健在でした。
大きな上積みは感じられませんが、
出来落ちもないと思います。
Bジャッジです。

最後はヤマカツエースです。
CWで6F81秒5、ラスト1F11秒7です。
抜群の動きだったと思います。
前走時はもたつくところがあったんですが、
今回は強烈な推進力を披露しました。
フォームは満点評価ですね。
調教だけなら最も良かったと思います。
A+というジャッジです。

評価はS→A+→A→B→Cの順です。

こんなにAジャッジ以上が連発するのは初めてです。
やはり大一番ということで、
どの陣営もしっかり仕上げていますね。
A+の馬はほぼ完璧な状態です。

調教を見る前から予想は決まっていました。
ただ、週末の天気が悪そうなので、
どんな馬場で行われるのか気になりますね。

最近は新馬の記事の方が多く読まれているので、
そちらの方に少しずつシフトしていく予定です。


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今週の新馬

今日は既に評判となっている馬の中から、
調教の動きが良かった馬を紹介します。

6月25日東京芝1600m
ハウメア
父はキングカメハメハ、母はアメリカの重賞勝ち馬です。
先週は南Wで5F69秒、ラスト1F12秒8を計測。
大事に育てる藤沢厩舎ですが、
この馬は早くから時計が出ていますね。
今週は美浦坂路で半マイル54秒8、ラスト1F12秒。
最も良かったのがフォームでして、
かなり柔軟なフットワークなんですよね。

個人的にとても好きな動きです。
鞍上のいうことをしっかりきいていたので、
いきなり勝ち負け出来そうです。

6月26日阪神芝1800m
アカカ
父はクロフネで半兄にカナロアという準OP馬がいます。
入厩してから入念に坂路で調整を続け、
先週は半マイル51秒9という好タイムを出しました。
これで一気に動きが良くなり、
今週は半マイル52秒7、ラスト1F12秒4というタイム。
しっかり後傾ラップを刻んでいるので、
ほぼ仕上がっていると思いますね。


他にも数頭いるんですが、
今週の調教をまだチェックしていません。
特にダートでデビューする馬のなかで、
先週、素晴らしい動きの馬がいました。
今回も良かったら勝負する予定です。
調教映像が手に入りましたら、
また紹介したいと思います。


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京成盃グランドマイラーズ(2016年) 調教ジャッジ

京成盃グランドマイラーズの追い切りをジャッジします。
タイムと調教過程に注目したいと思います。

まずはリアライズリンクスです。
浦和で5F65秒5という時計です。
ラストはしっかり追っていましたが、
もう1本欲しい感じがしますね。
Bジャッジです。

次はプリンセスバリューです。
大井で5F65秒7という時計です。
馬なりでラスト3Fが36秒8で、
しっかり後傾ラップを刻んでいます。
状態は良さそうですね。
Aジャッジです。

次はモンサンカノープスです。
船橋で6F84秒2という時計です。
6F追いを一杯に消化したことで、
十分すぎるほど負荷が掛かっています。
5F63秒6というラップも強烈ですね。
かなり状態は良いと思います。
Aジャッジです。

次はムサシキングオーです。
大井で5F61秒9という時計です。
素晴らしいタイムが出ていますね。
かなり前半から飛ばしていきましたが、
ラスト3Fが36秒2でまとめたのは驚異的です。
状態は相当良くなっていると思います。
A+というジャッジです。

次はタイムズアローです。
船橋で6F82秒5という時計です。
馬なりで楽に好タイムを出していますし、
中間もしっかり負荷を掛けています。
Aジャッジです。

次はカーティスバローズです。
大井で5F66秒4という時計です。
前走時に比べると後傾ラップを刻んでいますし、
順調に良化しているのは間違いないですね。
Bジャッジです。

次はレガルスイです。
船橋で6F82秒1という時計です。
ハイラップを刻んでいるんですが、
馬なりでも最後までバテていません。
よほど調子が良いのだと思います。
Aジャッジです。

次はポイントプラスです。
船橋で5F66秒7という時計です。
ゴールが近付くにつれてペースをあげて、
長い脚を使えるように工夫しています。
Bジャッジです。

次はサトノタイガーです。
浦和で5F62秒7という時計です。
前半からかなり飛ばしていましたが、
ラスト3F35秒8、1F12秒1と減速していません。
負荷が十分掛かったと思いますし、
課題のスタミナ強化が出来たと思います。
A+というジャッジです。

次はジェネラルグラントです。
船橋で6F86秒6という時計です。
長めの追い切りが出来たのは良いんですが、
少しメリハリがない気がしますね。
使った上積みはありそうです。
Bジャッジです。

次はセイントメモリーです。
大井で5F61秒という時計です。
ラストはかなりバテてしまいましたが、
これだけの全体時計は立派ですね。
Aジャッジです。

次はブロードソードです。
船橋で5F64秒4という時計です。
転入してからかなり入念に乗り込まれています。
レースに向けてピッチをあげていて、
A1馬相手に楽に先着。
しっかり仕上がっていますね。
Aジャッジです。

次はラヴィアンクレールです。
大井で5F66秒8という時計です。
この日の大井は速い時計が出やすかったので、
物足りない内容だったと思います。
僚馬にも後れをとってしまいました。
Cジャッジです。

最後はグランディオーソです。
外厩の坂路で追い切られました。
動き、タイムは良かったと思います。
ただ、そんなに負荷を掛けていないので、
大きな上積みはないでしょうね。
Bジャッジです。

評価はS→A+→A→B→Cの順です。

なかなかメンバーが揃っていますね。
あとはコース、距離適性、タイムを比較して、
これから予想したいと思います。
今週末の宝塚記念の資金を増やしたいですね。


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宝塚記念(2016年) 1週前調教ジャッジ

宝塚記念の1週前追い切りをジャッジします。
この記事を書くのは久しぶりですね。
今回もベスト5形式で発表していきます。
動きの良い馬が多かったと思います。


5位 トーホウジャッカル
栗東坂路で半マイル53秒4、ラスト1F12秒1です。
この馬の調教は酷評することが多かったですが、
今回は良い時の動きに戻っています。
ラストまでしっかり脚を伸ばしていましたし、
よれるところがなかったのが良いですね。
前走時より上向いています。

4位 ドゥラメンテ
南Wで5F67秒4、ラスト1F12秒4です。
サトノクラウンの内から一気に差し切りました。
迫力のあるフットワークが戻っていますし、
後傾ラップを刻んだのも良いです。

また、強い馬と併せたことで闘志が戻り、
1週前としては十分な動きだったと思います。
今週は堀厩舎流の半マイル調整かもしれませんが、
出来れば少し負荷を掛けてほしいですね。

3位 アンビシャス
栗東坂路で半マイル51秒2、ラスト1F12秒9です。
今年に入って調教の動きが変わった馬です。
中山記念、産経大阪杯の調教ジャッジでも書きましたが、
ラストまでフットワークが乱れなくなりました。
厳しいラップでも脚を真っすぐ前に伸ばして、
力強さも出てきたんですよね。
今回は僚馬に調教駆けする馬をチョイスして、
相当な負荷を掛けてきました。

今週は後傾ラップを刻んでほしいですね。

2位 ラストインパクト
CWで6F81秒9、ラスト1F11秒9です。
角居厩舎の勝負調教となっています。
普段はラップを緩めることが多いんですが、
前半から積極的に飛ばしてきました。
また、3頭併せの真ん中を突く形をとっていて、
かなり実戦を想定した内容になっています。

陣営の意気込みが伝わってきますね。
全く人気がないことが予想されますが、
良い時の状態に仕上がっています。

1位 ラブリーデイ
CWで6F83秒2、ラスト1F11秒7です。
驚異的な反応で僚馬を一蹴しました。
走りに柔軟さが出てきていますし、
馬なりでもすぐにトップギアに入り、
最後まで集中して走っていました。
前の週にも6Fを一杯に追っていて、
負荷が十分に掛かっています。
勝負気配となっていますね。

上位3頭が抜けて良かった感じがしますね。
間隔が詰まっている馬は軽めだったので、
今週の動きに注目していきたいと思います。

宝塚記念がフルゲートになるなんて、
かなり久しぶりな気がします。
見応えのあるレースになりそうですよね。
今週の調教ジャッジは明々後日のブログに書く予定です。


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Author:ロイヤル
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しかし、サラブレッドはギャンブルの道具ではなく、
競馬は馬の運動会だと思っています。
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