菊花賞(2017) 調教ジャッジ

菊花賞の追い切りをチェックしました。
3000mという長距離戦になります。
タイムという点はもちろんですが、
今回もフォーム、調教過程を重視します。
馬番順にジャッジしていきます。

まずはブレスジャーニーです。
CWで6F84秒4、ラスト1F12秒5です。
長距離&休養明けということで、
長めでびっしり稽古を積んでいます。
先週はラストでガス欠気味でしたけど、
徐々に良化してきています。
Bジャッジです。

次はウインガナドルです。
南Wで半マイル54秒4、ラスト1F13秒です。
輸送を考慮したのか軽めのメニューですが、
先週まで負荷を掛けていたので問題ありません。
しっかり僚馬の外を回る形をとっていましたし、
突き抜ける時の脚は印象的でした。
Aジャッジです。

次はスティッフェリオです。
栗東坂路で半マイル52秒6、ラスト1F12秒6です。
ダンビュライトと併せ馬を消化して、
ラストは先着する内容でした。
ステイゴールド産駒らしいフットワークで、
最後まで集中して走れていました。
スプリンターのような調教過程は減点ですが、
このラップで後傾ラップは驚異的です。
道悪の鬼かもしれません。
Aジャッジです。

次はクリンチャーです。
栗東坂路で半マイル54秒8、ラスト1F12秒8です。
だいぶ脚捌きが軽くなってきましたね。
コースと坂路を併用した調教過程も良いですね。
1週前にCWで猛時計を出したことで、
ガス抜きに成功しています。
侮れない1頭です。
Aジャッジです。

次はトリコロールブルーです。
CWで6F81秒1、ラスト1F12秒5です。
こんなに速い時計を出せるんですね。
中間から物足りないタイムが続いていましたが、
一気に成長してきた感じがします。
力強いフットワークでパワー満点ですし、
道悪を味方に出来そうな馬です。
A+というジャッジです。

次はマイネルヴンシュです。
CWで半マイル52秒、ラスト1F12秒5です。
かなり使ってきているということで、
軽めのメニューが続いています。
重馬場が得意そうな走りではありますが、
上がり目は見込めません。
Bジャッジです。

次はアダムバローズです。
CWで6F81秒9、ラスト1F12秒6です。
徹底的に速いラップを刻ませて、
スタミナ強化を図っています。
こういう姿勢は素晴らしいと思います。
ラストは時計が掛かっていますけど、
手応えは終始楽そうに見えました。
Aジャッジです。

次はサトノアーサーです。
CWで6F85秒、ラスト1F11秒5です。
素晴らしいキレ味でしたね。
ディープ産駒らしい低い重心のフォームで、
脚捌きも素軽かったと思います。
しつこいほど書いていることですが、
池江厩舎の当週6F追いを勝負調教です。

例年の馬場ならSジャッジでしたが、
雨予報なので少し減点しました。
A+というジャッジです。

次はクリノヤマトノオーです。
CWで6F90秒、ラスト1F13秒1です。
間隔が詰まっているということで、
流す程度のメニューになりました。
しかししっかり6F追いを消化しています。
この姿勢は素晴らしいです。
Bジャッジです。

次はベストアプローチです。
芝コースで5F66秒7、ラスト1F12秒5です。
19日の芝コースはかなり馬場が悪く、
この時計は相当優秀だと思います。
僚馬を抜くときのフォームが力強く、
反応も申し分なかったですね。
警戒が必要な1頭です。
A+というジャッジです。

次はサトノクロニクルです。
CWで6F85秒6、ラスト1F11秒6です。
サトノアーサーに遅れはしましたが、
強烈なインパクトを与える調教でした。
前走時は格下の馬においでおいでされる内容でしたけど、
この短期間で一気に良化してきました。
上積みという点では間違いなく1位ですし、
前走時とは既に別の馬になっていますよ。

状態面は太鼓判を押せます。
A+というジャッジです。

次はミッキースワローです。
南Wで5F67秒7、ラスト1F13秒3です。
この馬は調教過程が良いです。
陣営が長距離戦ということを考慮して、
坂路からコース追いに切り替えてきました。

長めでスタミナ強化を図っているのです。
少し首が高いフォームは気になりますが、
今年の菊花賞ではそれが武器になるかもしれません。
Aジャッジです。

次はキセキです。
芝コースで6F82秒2、ラスト1F11秒9です。
なんと芝コースでの最終追い切りでした。
使ってきていて負荷を掛けたくないのもありますが、
雨予報の菊花賞の馬場を考慮したのかもしれません。
調教で道悪の芝コースを走らせて、
本番に向けて慣れさせた可能性があります。
さすが角居厩舎ですよね。
全く脚をとられるようなところはありませんでしたし、
手前の替え方も非常にスムーズでした。

A+というジャッジです。

次はポポカテペトルです。
CWで6F82秒4、ラスト1F12秒7です。
この馬なりに動いているとは思いますが、
最後はトリコロールブルーに置き去りにされました。
ただ、中間から徹底的に長めの追い切りを続けていて、
長距離仕様の馬になってきています。
Bジャッジです。

次はダンビュライトです。
栗東坂路で半マイル53秒、ラスト1F12秒8です。
ブログに何度も書いてきていることですが、
この厩舎はなぜ坂路しか消化しないのか理解できません。
完全にスプリンターのような調教過程なのです。
名伯楽である伊藤雄二調教師は菊花賞について、
「長めのコース追いでリズムを付けさせるのが大事」
と熱弁されていました。
スタミナ強化で長めのコース追いに切り替えた陣営が多い中で、
中間から坂路しかやっていないのは大きな減点です。
実はこの馬が本命と決めていましたが、
当日まで悩むことになってしまいました。
Bジャッジです。

次はアルアインです。
CWで6F81秒6、ラスト1F12秒1です。
池江厩舎は当週半マイル調整が多いのですが、
長距離戦を見越して長めの追い切りを続けています。
さすが名門厩舎ですよね。
少しマイル向きのフットワークをしていますが、
最後まで脚色は衰えていませんでした。
Aジャッジです。

次はプラチナヴォイスです。
CWで6F82秒、ラスト1F12秒6です。
この馬は内にササる悪癖を持っているのですが、
名ジョッキーの手綱捌きで我慢していました。
中間から長めの追い切りを重ねていて、
スタミナ強化出来ていると思います。
Bジャッジです。

次はマイスタイルです。
CWで6F81秒2、ラスト1F12秒8です。
この馬も中間から長めで速い時計を計測していて、
相当な負荷を掛けてきています。
僚馬を置き去りにしたことで単走になりましたが、
伸縮性のあるフットワークは好印象です。
菊花賞に向けて抜かりのない調整です。
Aジャッジです。

評価はS→A+→A→B→Cの順です。

A+が4頭という結果でした!
初の3000mという舞台ということで、
陣営の工夫を感じる馬が多かったですね。
改めてホースマンの凄さを感じました。
ポイントは当日の馬場状態です。
午前中のレースに注目したいですね。



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菊花賞(2017年) 血統ジャッジ

長距離G1限定の血統分析です。
近年の菊花賞は上がり勝負になりやすく、
スタミナより決め手が求められることが多いです。

それはこの時期の京都が高速馬場だからなのです。
しかし今週はずっと雨が降っていますし、
週末は台風までやってくるかもしれません。
そうなると先週と同じようにスタミナが必要になってきます。
今回はいつものようにベスト5形式で紹介しますが、
1位は良馬場用の馬と重馬場用の馬を分けて書きます。



5位 キセキ
父がルーラーシップということで、
距離延長で産駒が激走してきています。

そして重馬場実績もかなり安定感があり、
雨が降っても苦にしないパワーを秘めています。
また、母の全弟がクレーターロンドンということで、
良馬場のキレ味勝負になっても問題ありません。
祖母はロンドンブリッジ、伯母にダイワエルシエーロ。
底力もある血統ですね。

4位 マイスタイル
ハーツクライ産駒は長距離実績が抜群ですが、
菊花賞ではなかなか結果が出ていません。
高速馬場に対応しきれていない印象です。
その点、この馬は一族にビリーヴがいますし、
牝系はスピード血統となっているので、
弱点を克服した血統背景と言えます。

ダート実績抜群の名前も見えますので、
重馬場にも対応出来そうです。

3位 ダンビュライト
父はルーラーシップということで、
菊花賞2着馬フォゲッタブルの半弟となります。

近親にはダート馬のクリソライト、
そして重馬場が大得意なマリアライトがいるので、
馬場が渋っても全く問題ありません。
半兄はダイヤモンド2着馬ということからも、
長距離は確実に向きそうです。

逆に高速馬場となると見劣りそうです。

2位 サトノクロニクル
この馬も重馬場用の馬になります。
父親は調教実績抜群のハーツクライで、
近親にはアメリカのダートG1馬がいるので、
パワー、スタミナに特化した血統です。
半兄はダート2着馬のサトノラーゼン。
底力も兼ね備えていると言えます。
特筆したいのがSS系×ロベルト系の配合。
以前は菊花賞を席巻した血統なので、
馬場が渋れば頭もあると思っています。


1位 サトノアーサー
良馬場となった時の1位です。
父が菊花賞馬のディープインパクト、
母父がダンジグ系のスピード血統です。
これは昨年の勝ち馬と完全一致しています。
また、一昨年の勝ち馬も母父がサクラバクシンオー、
それ以外にも母父が短距離馬の馬が絡みまくります。
それは近年の菊花賞が高速馬場で行われていて、
秀でたスピードが求められているからです。

近年の好走馬と完全一致していますが、
馬場が渋るのはかなりマイナスとなりそうです。


1位 トリコロールブルー
馬場が悪い時の1位です。
この馬もSS系×ND系の配合ですが、
父がステイゴールドというのがポイントです。

菊花賞よりも長い天皇賞で大活躍していて、
スタミナという点ではディープ産駒より上です。
また近親には中長距離馬が並んでいますし、
父の産駒は重馬場実績が抜群です。
ただ、母父がスプリント戦でも結果を出しているので、
良馬場でもやれそうなスピードも兼備していますね。



明日は調教ジャッジの予定です。
今週は菊花賞特集を書いてきましたが、
非常に予想が難しいですよね。
大混戦の1戦となりそうです。



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菊花賞(2017年) 1週前調教ジャッジ

菊花賞の1週前追い切りをジャッジします。
最近では1週前に負荷を掛けることが増えているので、
当週よりも注目する必要が出てきています。
今回もベスト5形式で発表します。


5位 ベストアプローチ
CWで6F83秒7、ラスト1F12秒1です。
大外を通ったのが良いですし、
3頭併せで闘争心に火をつけています。
かなり手応えが良さそうな感じでしたので、
追えば強烈な伸びを見せてくれそうな感じでしたね。


4位 キセキ
CWで6F86秒1、ラスト1F12秒3です。
夏に使ってきているので軽めでしたが、
動きが本当に柔軟になってきましたね。
父譲りの大きなフットワークは健在で、
間違いなく京都の外回りは合いそうです。

あとは首がもう少し低くなると完璧です。

3位 ミッキースワロー
南Wで6F86秒5、ラスト1F12秒5です。
かなり大外を通る形となりましたが、
極上の決め手を発揮していました。
乗り手が手綱を引っ張るような余裕を見せて、
豪快に僚馬達を差し切っています。

もう少し折り合いが付くと完璧ですね。

2位 サトノアーサー
CWで6F81秒9、ラスト1F11秒6です。
例年の菊花賞なら文句なしの1位です。
まさにディープ産駒といった感じで、
重心の低い走りで極上のキレを披露しました。
手前の替え方もスムーズでしたね。
1位にしなかった理由は週末の天気で、
馬場が渋る可能性が出てきているからです。

明らかに良馬場で弾けるタイプなので、
力の要るコンディションは不安要素になります。

1位 サトノクロニクル
CWで6F83秒6、ラスト1F11秒7です。
アルアインを先行する形をとり、
最後まで抜かせなかったのに驚きました。
この馬は本来、調教で動かないタイプで、
かなりズブさを見せてきていたのです。

しかし今回は脚捌きが素軽くなり、
課題の首の高さも快勝されてきましたね。
上積みという点ではずば抜けています。


今週の調教ジャッジは明後日更新予定です。
明日は菊花賞恒例の記事を書く予定です。
ぜひ、ご注目ください。



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菊花賞(2017年) レース傾向

「レース傾向」は非常に不人気の企画ですが、
クラシックということで復活します。

今回も「根拠」のあるデータだけ紹介します。


内枠が圧倒的に有利です!
これは最初のコーナーまで非常に短いためです。
外枠の馬は終始、外を通る形となり、
かなりスタミナをロスしてしまいます。

まして舞台は3000mという長距離戦。
インでスタミナを温存出来る内枠の馬が有利です。
ここ5年の勝ち馬は全て①枠か2枠の馬です。
驚異的な数字が出ていますよね。

先行馬が有利です!
この時期の京都は高速馬場となっているので、
前に行った馬が残りやすいのです。
ここ10年の勝ち馬の脚質に注目しますと、
10頭中、9頭が4コーナーで5番手以内にいます。

これもかなり偏った数字ですよね。
ただ、逃げ馬は不発に終わることが多いです。
それはペースが速くなりやすいことが原因です。
先行>>>差し>>逃げ>追い込み
といった感じです。

2400m以上の実績が必要です。
これは説明不要かもしれません。
それだけスタミナが必要ということです。
重賞であれば馬券圏内の実績が必要で、
条件戦では勝ち鞍が欲しいところです。

↑が漏れている馬はほぼ着外です。

決め手が必要です!
3000mという長距離戦ではありますが、
近年の勝ち馬の上がりは33秒台が多いです。
これは高速馬場が影響していますね。
過去に速い上がりを使ったことのある馬が強く、
持久力型の馬は壊滅状態です。


関西馬が圧倒しています!
上述のようにスタミナが求められるので、
輸送の疲れは大きな不利と言えます。
過去10年の連対馬は全て関西馬です。






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次走注目馬

雨は大の苦手と何度も書いてきましたが、
しっかり最後まで賭けてしまいました。

結構なマイナス収支でした・・・。
雨の日は我慢することを覚えないといけないですね。

今日は「次走注目馬」を紹介します。
昨日はモリトユウブが見事勝利しました!
不利や展開が向かなかったことで、
力を出せなかった馬を書いていきます。


まずは9月30日の2歳未勝利戦に出走した、
アイビリーブです!
5着に敗れてしまいました。
レースを振り返りましょう。
↓緑帽の⑥の馬です。





直線でまともに詰まってしまいました!
短距離戦とということを考えると、
外からフタをされたのは致命的でした。
それでも立て直してから伸びてきているので、
非常にもったいないレースでした。
この馬は1200mが良さそうです。
メンバー次第で配当も期待できるので、
次走に注目したいですね。



それでは2頭目です。
10月8日のりんどう賞に出走した、
スズカフェラリーです!!
3着に敗れました。
レースを振り返りましょう。
↓白帽の①の馬です。





あと一歩というレースでした!
少頭数ということでインを捌いていますが、
実はゴール直前で減速しています。
一瞬、前が窮屈になってしまって、
手綱を引っ張っているのです。

これがなければ確実に突き抜けていました。
かなり細かい話ですね(笑)
この馬は出世すると思います。
あとはスタートさえスムーズに出られれば、
次走予定のファンタジーSも期待出来そうです。



ここからは競馬と全く関係ありません。
昨年も書いたことではありますが、
管理人は大の大食い選手権ファンです。
自分があまり量を食べられないので、
大食いファイターは憧れの存在なのです。
今年の大食い最強王座戦は最高でした!
大ファンのMAX鈴木が大逆転をして、
昨年のリベンジを果たすことが出来ました。


そして新人のらすかるも素晴らしかったです。
YouTubeで毎日のように見ていたので、
大食いファン待望の初参戦でした。
動画ではスピードより胃の容量がスゴイと思っていましたが、
実際はとんでもないスピードファイターでした。
おそらく来月あたりに日本代表枠の最後のチャンスがあるので、
正月の世界戦になんとか出てほしいです!

世界戦で必要なのはスピードです。
絶対王者のモリーを負かしてほしいですね。
ちなみにレジェンドの小林尊さんですが、
今でもモリーより圧倒的に強いみたいです。

日本のテレビにもどんどん出てほしいです。

キング山本が出なくなってから低迷期がありましたが、
今年はかなりハイレベルな試合だったと思います。

ジャイアント白田、ドクター西川、キング山本、ていねい木下、
彼らがいた時期のレベルに戻ってきています。
これからも目が離せません。



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プロフィール

ロイヤル

Author:ロイヤル
競馬予想がメインです。
しかし、サラブレッドはギャンブルの道具ではなく、
競馬は馬の運動会だと思っています。
予想だけではなく、
好きなお馬さんのエピソードなども書いていきます。

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